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こんな山奥にバーが!?山奥の村で光を放つ「蔵BAR(小千谷市若栃集落)」に地元の大学生が潜入してきた!

2025 2/22
コラム
2022年12月5日2025年2月22日
こめむすひ 編集部

新潟県小千谷市の山奥にある、人口約90人の若栃集落。

この若栃集落に、蔵を改装したバー、通称「蔵BAR」があると聞き、潜入してきました。

申し遅れましたが、私は小千谷市の隣の柏崎市にある大学に通う松尾と申します。この夏、ひょんなことから出会った「蔵BAR」について、私なりに紹介したいと思います。

目次

築150年の蔵を改装した「蔵BAR」

若栃集落は、JR小千谷駅から車で15分ほどの場所にあります。

山奥と言っても「車で15分なら意外と近いな」と感じられた方もいるかと思います。しかし小千谷駅のある平場からは、つづら折りの山道をぐるぐると登り、標高200mまであがるため、かかった時間以上に遠く感じます。

この若栃集落には、2010年にオープンした古民家民宿「おっこの木」があります。150年以上前に建てられたと言われており、国指定登録有形文化財に登録されるほどの立派な建物です。

この民家で使われていた「蔵」が今回紹介する「蔵BAR」です。蔵は150年以上の建物で、2004年の中越大震災で傾いたのを直して現在の形になっています。

内装も大きく改修し、キッチンやバーカウンター、トイレも整備されています。建物の改修は自分たちでDIYでやった部分も多かったそうです。こちらは皆さんで床板張っている時の様子です。

蔵BARオーナーは「元・新宿のホテルのバーテンダー」

蔵BARのオーナーさんは、若栃で生まれ育った細金創さん。年齢は40代と、山間部の集落では「若手」と言われる部類です。

創さんは、過去に渋谷でバーテンダーとして働いていた経験があります。高校卒業後に、大学進学で上京し、そのまま東京でホテルに就職をしたそうです。20代は東京で過ごし、2012年に地元へ帰ってきました。

創さんは若栃を「落ち着いていて、都会とは違った暮らしができる場」と話しています。大都会から山奥の集落への戻ってくることには、それなりの決意があったことでしょう。今は結婚して、奥さんと娘さんと若栃集落で暮らしています。

蔵BARのオーナーと言っても、仕事は別にあります。普段は、若栃集落でお米の生産・販売などを行う「株式会社Mt.ファームわかとち」での仕事がメインです。

蔵BARってこんなところ

この記事をここまで読み進めている方は「蔵BARってどんな使われ方をしているの?」など既に疑問がいっぱいだと思います。詳しく紹介していきますね。

集落を若い世代で盛り上げていくための場

蔵BARには「40代や、より若い世代で集落を盛り上げていきたい」「外部の人達が交流出来る建物になってほしい」という思いが根にあります。

確かにBARという場は、洋酒等が出てきて若い人が来やすい雰囲気を感じます。また建物の中は、花火の写真が展示されているなどギャラリーのようになっており、若い人が様々な目的で利用できそうです。

蔵BARのメインの機能であるお酒の提供では、洋酒に地元の野菜や果物等を加えたお酒が提供されるなど、ここでしか味わえない経験ができます。

開店しない蔵BAR?

蔵BARは、常時開店しているわけではなく、イベントで利用されているのが現状です。

ゆくゆくは、おっこの木のお客さんの利用や、蔵BARを目的に若栃集落へ訪れて欲しいという思いがあります。

この記事を読まれた方は、ぜひ「おっこの木」に宿泊していただき「蔵BARでお酒を飲みたい!」と伝えてみてください。またイベント利用も歓迎なので、ぜひご活用ください。

定期開催イベント「蔵BAR交流会」

蔵BARでは、現在定期開催している交流会があります。交流会は、創さんと西畑良俊さん(この春に若栃集落へ移住してきた男性)が中心となり、月2回金曜日の夜に開催されています。

開始時間は始まりは決まってますが、出入りは自由になっていて自由に過ごせる雰囲気になってます。蔵BAR交流会は、私も3度ほど参加してきたので、次章でその様子をお伝えします。

蔵BAR交流会に潜入してきた

私が蔵BAR交流会に参加したきっかけは、こめむすひの編集担当の阿部さんから「明日、蔵BAR交流会っていうのがあるから来てみない?」と誘われたことです。

そこで、次のおそるおそる参加してみました。最初の感想は意外な空間で「蔵の活用にこんな方法があるのか」と感じました。

交流会参加者は何者?

交流会に参加している人たちは、若栃集落や他の集落に住む若い方々(40代くらい)、中には若手の農家さんも参加していました。

参加者の中には、こめむすひで記事を書いている人も多くいます。面白い記事を書いていたりするのでぜひ見てみてください。

参加者は、それぞれ食材やお酒を持ち寄るのがルールのようで、タッパーに入ったお手製の料理やお米、日本酒などがテーブルいっぱいに広げられていました。

交流会の参加者へインタビュー

普段は近隣に住む人達が中心ですが、8月20日・21日の交流会では、東京からのお客さんもいました。東京からのお客さん4名いて、こめむすひ等が主催する「ライティング・トリップ」という取材ツアーで、おっこの木に宿泊していた皆さんです。

そこで、東京から来た4名の方に、蔵BAR交流会に参加した感想を聞いてみたので紹介します。

まず蔵BARの建物については、こんな感想があがりました。

「山奥に綺麗なBARがあって、普段は出会わない人に出会えてよかった」
「BARの中は、山奥にいる雰囲気じゃないのに、外出ると山奥にいるという不思議な空間になっていて凄い」
「地下感がありいい雰囲気になっていたり、こういうお酒が呑める場があるのはいい」

やはり異空間の感じを多くの人が受けたようですね。次に、交流の場としては、こんな声が聞かれました。

「外部の人々が夜も交流出来る場はいいな」
「人がいる場は来やすくなるし、いい交流の場になる」

宿に泊まって、地元の人と話せる機会はやはり貴重なようです。さらに宿泊者視点では、こんな意見もありました。

「宿泊する建物と別にあるので、眠たくなったり、疲れたら気軽に抜けられるのがいい」

確かに、古民家民宿は完全に仕切られた個室もないので、居間で飲み始めたら、なかなか抜きにくいというのは納得です。みなさん貴重なお話ありがとうございました。

取材を終えて

最後に「蔵BAR」の取材を終えての私の感想を書きたいと思います。

私は、取材をする前から蔵BARに参加していまして、こんな山奥に活躍している人がいてびっくりしたのと同時に、こんなひっそりとした会もいいなと感じました。

今回、取材をしてみて創さんの考えや今の思いが伝わってきました。そして蔵BARについて、熱い思いがあり、この場をしっかり考えていかないといけないことが分かりました。

私は、平場の農村集落ですら衰退している現状も見てきたので、それよりも環境が厳しい山奥にある集落が、農業生産法人を作ったり、人々が交流出来る場を作っていることに驚きました。そして様々な人が活動している現状が広がっており、魅力的であり素晴らしい集落だと感じました。

今回、取材を通して、いろんな人に会いました。その人々は様々な考えがあり、いろんな生き方をしていて、自分自身貴重な経験になりました。この場を借りて、お礼を言わせてもらいます。ありがとうございました。

この記事を書いた人

松尾翔馬

新潟県五泉市生まれ、現在柏崎市に住んでいる大学 4 年生

現在大学で、農村が存続していけるような方法を探っていて、将来全国的に農村が存続していければいいなと思っています。趣味は、いろんな場所をめぐり、建築物を見に行ったり温泉に入りに行ったりなど観光することです。

コラム
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