小千谷市真人地区では、地域で収穫したお米のブランド化を図る取り組みが行われています。
「まっと米」のブランド化と販売促進に向けた取り組みは、地域の活性化を目指すビレッジプランの重要な一環として推進されています。これまでの活動を通じて、「まっと米」の価値向上と地域内外への情報発信が積極的に行われています。
こちらで「まっと米」の取り組みについて紹介していきます。
「もっと ホットに キラッと まっと!」販促シールとチラシ

販売促進活動においては、まず地域米の魅力を視覚的に訴求するため、キャッチフレーズ「もっと ホットに キラッと まっと!」と共に、販促シールとチラシが作成されました。
これらの制作には、新潟県の農村集落の新たなチャレンジ支援事業の補助金が活用され、完成した販促物は真人和風あい交流館を通じて地域の農家へ無料で提供され、地域外へのPR活動に役立てられています。
さらに、より広範な消費者層へのアプローチとして、地域外のイベントへの出店も積極的に試みられています。令和6年度には、関東甲信越地区総合錦鯉品評会(上野恩賜公園)や大阪府泉佐野市農業祭といったイベントで「まっと米」のPRと直接販売が実施されました。これらの経験から、地域外での直接販売の課題や、今後のPR戦略、注文販売への注力が検討されています。
品質評価の取り組み

品質評価によるブランド力の強化も重要な取り組みの一つです。「まっと米」の美味しさに対する客観的な評価を得るため、JAによる品質診断結果の活用に加え、専門機関による食味検査も実施されています。株式会社サタケ穀物分析センターに委託し、「まっと米」2点のDNA品種鑑定と炊飯米食味評価が行われた結果、いずれも「コシヒカリ」であり、総合的に非常に良好な食味を持つと評価されました。
特に外観の良さと、やや柔らかく粘りの強い食感が特徴として示されています。これらの詳細な分析結果は、「まっと米」の品質の高さを裏付けるとともに、今後のブランド戦略において重要な आधारとなります。今後は、これらの評価を基に、さらなる品質向上や他地域との差別化を図るための検討が進められる予定です。
おぢや棚田米コンテストへの参加

地域全体の米の品質向上と活性化を目指す取り組みとして、「おぢや棚田米コンテスト」にも参加しました。「まっと米」もこのコンテストに出品され、厳正な審査の結果、真人地区の藤巻玉子さんの「コシヒカリ」が会長賞を受賞しました。この受賞は、「まっと米」の品質が高く評価された証であり、地域ブランドの価値向上に大きく貢献するものと期待されています。

これらの多岐にわたる取り組みを通じて、真人地区では「まっと米」のブランド価値を着実に高め、地域農業の活性化を目指しています。品質の維持・向上、効果的な情報発信、そして地域内外への積極的な展開を通じて、「まっと米」がより多くの消費者に認知され、愛される地域ブランドへと成長していくことが期待されます。