「葉月みのり」は、8月下旬には新米が出回る極早生品種です。新潟県産の新米をいち早く食べたいという方におすすめの品種と言えます。2024年(令和6年)の新米は、8月20日ごろから新潟県内のスーパーの店頭に並んでいました。
食味は、あっさりさと粘りのバランスが特徴です。以下の図は新潟県の品種の食味を示すチャートです。「葉月みのり」は、粘りの面ではコシヒカリの対極のあっさり系であることがわかります。
残暑きびしい中では、あっさり食べやすい「葉月みのり」は食べやすくおすすめです。
この記事では、葉月みのりの購入方法や特徴について詳しく解説していきます。
新潟県産・極早生品種「葉月みのり」のおすすめの購入方法・購入先
「葉月みのり」は、主に以下の3つの方法で手に入れられます。
- 産地のお米屋さんからネットで購入する
- ふるさと納税の返礼品で受け取る
価格は、標準的かやや高価です。
項目 | 値段 |
---|---|
ネット販売価格 | 4,750円/5kg |
ふるさと納税額 | 10,000円/5kg |
1. 産地のお米屋さんからネットで購入する
インターネットモールでは新潟県内のお米屋さんが「葉月みのり」を出品しています。
長岡市にある「越後の米穀商高田屋」さんでは「葉月みのり」5kgの商品を出品しています。お米マイスター、農産物検査員のいる品質を信頼できる米屋さんです。
2. ふるさと納税の返礼品で受け取る
ふるさと納税では「葉月みのり」の産地である柏崎市が返礼品として用意しています。5kgのお米単品のほか、杵つき餅とセットの返礼品も用意されています。
新潟県産・極早生品種「葉月みのり」をもっと詳しく知りたい!味の特徴や開発の経緯を紹介
「葉月みのり」は2018年に出願公表されたお米です。こちらでは「葉月みのり」の特徴を以下の2点から解説します。
- 味・見た目の特徴
- 開発の経緯
品種の概要は以下の表をご確認ください!
項目 | 内容 |
---|---|
栽培期間 | 極早生 |
来歴 | 新潟54号×こしいぶき |
育種 | 新潟県農業総合研究所 |
品種出願公表 | 2018年1月 |
1. 味・見た目の特徴
「葉月みのり」は、粘りが少なくあっさりとした甘さのお米です。粒がやや小さいため、水の量を少し減らして炊くことがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
食味 | (粘り)あっさり・(硬さ)やわらか |
粒の形 | やや小粒 |
2. 開発の経緯
「葉月みのり」は、早生品種「越路早生」に代わる品種として開発されました。「越路早生」は主に柏崎市で栽培されていましたが、収量や品質が不安定という課題がありました。
そこで農家から安定的な栽培ができる早生品種が求められて開発されたのが「葉月みのり」です。葉月みのりは、8月下旬には出荷が始まります。そのことで新潟県の新米は、次のスケジュールでお店に並ぶようになりました。
- 8月:葉月みのり(極早生)
- 9月:こしいぶき(早生)
- 10月:こしひかり(中生)
- 11月:新之助(晩生)
消費者はいち早く新潟産の新米を食べられて、農家にとっても収穫時期が集中しないため適期での刈り取りが可能になります。
新潟県産・極早生品種「葉月みのり」をぜひお試しください
「葉月みのり」は8月下旬に手に入る極早生品種です。新米が待ち遠しい、昨年度米がなくなってしまったという方は、ぜひ一度試してみてください!あっさりとした食感が残暑厳しい中で食べるには最適ですよ!
ネットショップで購入
ふるさと納税の返礼品