「まっしぐら」は青森県のお米の生産においてトップシェアを誇るお米です。
食味は「あっさり・しっかり系」で、甘みはそれほどありませんが、粒感がしっかりして食べやすいお米と言えます。青森県では初めて食味ランキングで「特A」を獲得した実績もあり、青森県内外で高い評価を受けています。
主に中食・外食向けに販売されていることもあり、やや安価での購入が可能です。「値段を抑えたい」「あっさり系が好き」という方にはぜひおすすめしたいお米です。
この記事では「まっしぐら」のおすすめの購入方法や購入先、また開発の経緯などの特徴も詳しく紹介していきます。実際に食べてみた「実食レポート」もありますので、ぜひ最後までお読みください。
青森県最大シェア「まっしぐら」のおすすめの購入方法・購入先
「まっしぐら」は、主に以下の3つの方法で手に入れられます。
- インターネットモールで購入する
- 農家さんからネットで直接購入する
- ふるさと納税の返礼品で受け取る
価格は、標準的かやや安価です。
1. インターネットモールで購入する
まっしぐらは、各種インターネットモールで購入できます。おすすめは、品質や保存がしっかりしている、以下の2つのお米の専門ショップでの購入です。
- E-zakkoku米(東北グレインネットサービス有限会社)
- ミツハシライス
E-zakkoku米は青森県七戸町にあり、楽天市場の2024年4月度の月間有料ショップに輝いたお米屋さんです。量のバリエーションが豊富で、2・5・10・20・25kgと5種類もあります。10kg以上のおこめは5kgごとに小分けしてあるので、保存にも便利です。
ミツハシライスでも5・10・20kgと3種類のバリエーションが用意されています。お米の専門店で衛生面・安全面に高い基準を持つ工場で精米されているので、品質に間違いはありません。
2. 農家さんからネットで直接購入する
直販サイト「食べチョク」を利用すると、農家さんから直接購入できます。まっしぐらは、主に以下の2つの農家さんからの出品があります。
- 權之丞farm(ごんのじょうふぁーむ)
- Hey 農家さん
權之丞farmさんは弘前市いあるりんごとお米を生産している農家です。積算温度や日照時間を厳密に管理して、最適な時期に収穫するこだわりをもっています。
Hey 農家さんは青森市で各種野菜とお米を生産しています。栽培する作物はすべて農薬・化学肥料の使用を減らすこだわりがあります。玄米での発送にも対応しているので、玄米食の方はHey 農家さんをご利用ください。
3. ふるさと納税の返礼品で受け取る
まっしぐらは、複数の自治体のふるさと納税の返礼品になっています。おすすめは、以下の2つの自体体です。
- 六ケ所村
- 南部町
六ケ所村は、下北半島の北端に位置する自治体です。返礼品のまっしぐらは、白米だけでなく玄米での受け取りも可能で、量は5kgと10kgの2つです。発送直前に精米した新鮮なお米を受け取れます。
南部町は青森県の東端に位置しています。返礼品のまっしぐらは、稲架にかけた天日干しのこだわりのお米です。天日干しのお米は、機械乾燥に比べてお米が傷まないため食味が良くツヤのある最高級品です。
中泊町、七戸町、深浦町、弘前市、南部町、西目屋村、鶴田町、黒石市、鰺ヶ沢町、五所川原市、青森市、青森県
青森県最大シェア「まっしぐら」の実食レポート
「まっしぐら」の味を確かめるべく、おすすめでも紹介した「E-zakkoku米(東北グレインネットサービス有限会社)」さんから2kgのお米を購入しました!
パッケージは極シンプル、表面は無地、裏面は以下の表に商品詳細が抱えています。精米時期が9月下旬なので、発送直前精米していただてますね。
味は評判通りのさっぱり系です。コシヒカリに慣れている方には、甘みがちょっと物足りないかなと感じるかなと思います。ただ粒感がしっかりしており、一晩炊飯器の中に放置しても、べちゃべちゃ感もないので扱いやすいお米かなと思いました。
お値段は安い方かと思いますので、日常的に食べるお米として、またさっぱり・しっかり感をいかしてカレーやチャーハンに使うのも良いかと思います!
青森県最大シェア「まっしぐら」をもっと詳しく知りたい!味の特徴や開発の経緯を紹介
「まっしぐら」は2006年に出願公表れたお米です。こちらでは「まっしぐら」の特徴を以下の3点から解説します。
- 味・見た目の特徴
- 開発の経緯
- 名前の由来
品種の概要は以下の表をご確認ください!
項目 | 内容 |
---|---|
栽培期間 | 中生 |
来歴 | (母)奥羽341号×(父)山形40号 |
育種 | 青森県産業技術センター |
品種出願公表 | 2006年6月 |
1. 味・見た目の特徴
「まっしぐら」は、味がさっぱりとしていて、粒がしっかりしたお米です。口に入った瞬間の甘味はそれほどありませんが、噛むほどに旨味が出てきます。
粒がしっかりしているので、炊き立てから時間が経ってもべっちゃっとなりにくいため、粒感を楽しみたい方におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
食味 | あっさり・しっかり |
2. 開発の経緯
青森県では「まっしぐら」が誕生するまで、これといった良食味のブランド米はありませんでした。「まっしぐら」以前には平成初め頃「むすほまれ」というお米が誕生していますが、他県の良食味品種に比べると味が落ちると言われていました。
そんな中で「まっしぐら」は2006年に誕生し「むすほまれ」よりも高い評価を受け、2019年の食味ランキングでは初めて「特A」を獲得するという快挙を達成しました。
また「まっしぐら」は食味の良さだけでなく、栽培のしやすさも大きな特徴です。稲が倒れにくい「倒伏耐性」があり「いもち病抵抗性」も高く、収量も多いため、農家にとってはありがたいお米と言えます。そのため2015年には、県内の水稲作付面積の63.4%を占めるまでになりました。
現在は、中食(お弁当など)・外食事業者や量販店向けに広く販売されています。
3. 名前の由来
まっしぐらの名前は、米づくりにきまじめに取り組んでいくという姿勢を示しています。東北人の気質が表現されているように感じますね。
青森県最大シェア「まっしぐら」をぜひお試しください
「まっしぐら」は、良食味で栽培のしやすさから青森県のお米の生産ではトップシェアを長年維持しています。値段はやや安価に設定されているので、さっぱり・しっかり系のお米が好みの方におすすめです!
ネットショップで購入
ふるさと納税の返礼品