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田舎力☆再発見☆心身不調だった私が田舎に来て劇的回復した理由

2025 2/22
若栃に「生きる」
2023年2月3日2025年2月22日
こめむすひ 編集部

2022年4月より「アグリパス」という1年間の田舎暮らしプログラムで、小千谷市若栃にある農業生産法人「Mt.ファームわかとち」に農業研修生として受け入れていただき、10か月を過ごしてきました。

小千谷に来る前は、埼玉県春日部市で個人事業主として働いていました。実は、2021年年末より、心身に不調を感じていたのですが、小千谷に軸足を移してから、劇的に回復。今は、夜も個人の仕事をしつつ、しっかりと熟睡でき、朝から事務仕事などをする日々です。

今回は、僕が元気になった要因「田舎力」について、探ってみたいと思います。

目次

息苦しさを感じたコロナ禍の都会での生活

思い返せば、2020年4月コロナでリアルのお仕事が一瞬全部吹き飛び、息苦しさを感じ始めていました(2014年10月から個人事業主として行ってきたリアル中心での人材育成事業)。そんな中、2009年4月からの3年間を過ごした新潟・粟島での暮らしが忘れられず、田舎熱が再発したのが、2020年5月。

地域おこし協力隊としての、田舎への自主的単身赴任も視野に、移住先を模索した時期もありました。(2つの自治体にエントリーするところまでは行きましたが、「家族が埼玉に残る」という微妙な状況を受け入れてもらえずに、扉が開かずに悶々とした日々を過ごしました。)

打開策は「田舎への自主的単身赴任」

そんなこんなで、「どうしよう?」と思いつつ、あれこれ手を打ちながらも、どんどん悪くなる心身の健康状態。ちょうど1年前には、心療内科を受診するにまで至りました(笑)。「こりゃ、まずい」と思って打開策を検討した結果、出た答えが「田舎への自主的単身赴任でいいじゃないか」というもの。

「家族と一緒にいなければならない」「子どもたちと一緒に過ごすことが親の役目」と勝手に思い込んでいましたが、「自分が心身ともに健康であってこそ、子どもにも幸せを提供できる」と思い、「人生の大冒険」に(半ば、「暴挙かもしれない」とも思いつつ)踏み出すことにしたのでした。

結果、体調不良は1か月で劇的に回復。1年前は、起き上がれないような日が続くこともあったのですが、若栃に来てからは、そんなことはなく、朝は日の出とともに自然な目覚め。山菜取りに始まり、畑や田んぼでの作業。そして、事務仕事などと、元気に過ごせるようになっています。

「田舎力」とは何ぞや!?

思い返せば、2009年4月から「緑のふるさと協力隊」として、新潟・粟島に派遣されることになったのも、2008年に心を患ったことがきっかけでした。

ある時ふと「このうつ病が、何かメッセージを伝えているとしたら、どんな意味があるんだろう?」という問いが浮かび、出た答えが、「東京の経済圏から出て、田舎へ行け」というものでした。

それで、移住先を探し求めて、粟島に行くことになりましたが、「行く!」と決めたら、すぐに元気を取り戻したことを記憶しています。将来に対する不安は一切なくなり、「どんな匂いがするんだろう?」「どんな景色が待っているんだろう?」と、新たな生活への期待に胸を躍らせていたことを記憶しています。

その後、粟島に住むようになってからは、おばあちゃんたちの温かな関わりに、あっという間に元気を取り戻しました。

「自分は自分であっていいんだ」「自分は生きていていいんだ」

おばあちゃんたちの日々の愛ある関わりに、自分に許可を出せたんだろうと思っています。そうして、本来の自分を取り戻し、自分らしく生きていけるようになりました。(その後、宮崎に移住し、2年半の会社勤めを経て独立して仕事をするようになったのも、粟島での暮らしが原点にあると確信しています)

常識や思い込みに縛られた都会人・現代人の心を解きほぐし、本来の自分、本当の自分、心地よい生き方を思い出させてくれる力、それが「田舎力」=「田舎の教育力」ではないかと思っています。

「田舎力」3つの要因

今回は、粟島の頃とはまた違った状態で、家族は埼玉に残しての単身での田舎暮らし。それでも、おかげさまで、元気に過ごせるようになったのはなぜか!?

3つの理由があると思っています。

  1.  大いなる自然=揺るがないものとのつながりが感じられること
  2.  自然に働きかけることで、大地からの豊かさを受け取れること
  3.  自然とつながった温かな方々とのご縁に恵まれること

① 「大いなる自然=揺るがないもの」とのつながりが感じられること

家族が暮らす埼玉・春日部でも、自然はあるにはあるのですが、粟島も小千谷・若栃も、そのスケールが違います。

粟島では、家から徒歩1分で海。そして、最高点は標高275mの小柴山。車を走らせれば、かつては馬もいたという平らな草原あり、島を縦断する山道を歩くなんてことも楽しみました。

小千谷・若栃では、市内から車で15分ほどのところにありながらも、周りは山。徒歩1分で崖があり、春には山菜採りに夢中になりました。

今は大雪で、一面見渡す限りの雪景色ですが、それがまた、心地いいんです。(寒いですが)

たまに、埼玉に戻ると、雪景色が恋しくなる病にかかっています(笑)。田植えが終わって、田んぼに水が張られると、周りからはカエルの鳴き声。

朝は、鳥のさえずりで目を覚ましたり、時に、キツツキが家をつつく音で目覚めたり。(鳥そのものを目撃することはできませんでしたが)

6月末から7月末の夜には、家から徒歩20秒で蛍が見れたり。

見上げれば、一面に広がる星空。

朝もやに、棚田から眺める日の出に、夕焼け。

日々変わりゆく自然の営みを感じながら過ごす心地よさは、お金で買えるものではありません。

そんな自然の変化に癒されながら、過ごせるからこそ、ぐっすり眠れて、心身共に健康な日々が、すぐに実現したのではないかと思っています。

② 自然に働きかけることで、大地からの豊かさを受け取れること

そして、田舎暮らしの楽しみは、働きかけられる大地があること。

粟島の時から、自然栽培で野菜を育てることに目覚めてはいましたが、しばらく、子どもとの時間を優先していたため、数年ぶりの畑仕事。朝は目覚めたら畑や田んぼに行って1時間前後作業をすることが日課となり、

「土に触れることで、遺伝子がオンになる」

という、筑波大学名誉教授・故村上和雄先生のお言葉を実感する日々となりました。

「人は、自然から離れるほど、病気に近づく」

というギリシャ時代の医師ヒポクラテスのお言葉もあります。だからこそ、「自然と一体になる時間を多く持てれば、健康に近づく」ということを、改めて感じる時間となりました。

特に、人生初の田んぼでのお米作りは、夏の暑い日の朝、裸足で田んぼに入ることで、魂が浄化される感覚を味わうことができました。あの心地よさ。多くの方にも感じてもらいたいと思っています。(体験したいという方、お気軽にご連絡ください。来夏もそんな体験を提供できたらと考えています)

③ 自然とつながった温かな方々とのご縁に恵まれること

そして、田舎暮らしでの魅力の一つ、「田舎力」の土台を支えるのが、「自然とつながった温かな方々と出会えること」。

粟島にいたときにも、「島の魅力は人の魅力だ」と思っていましたが、小千谷に来ても、それは変わらず。「ゆったりのんびり粟島時間」という粟島のキャッチコピーがありましたが、ここ、小千谷・若栃にも同じものが流れているのを感じています。

「ゆったりのんびり若栃時間」

移り行く自然を感じながら、太陽のリズム・月のリズムを感じながら、大いなる自然と共に暮らす生き方。そして、そうした生き方を実践している温かな方々との出会い。

古民家民宿「おっこの木」に泊まった方々が、喜んで帰って行かれるのは、まさに、そういうところに理由があると思っています。

若栃に来た4月当初から、若栃の方々の「ゆったり感」には、「急げ急げ」と「ビジネス」で頑張りすぎて、疲れ果ててしまった僕の心に、清涼剤のように、心地よさを提供してくださいました。

粟島と違って、道ですれ違うことは多くないですが、たまたま出会った地域の方に、いろんな場面で癒されています。

大いなるものとつながった方々からの許しをいただいている。

そんな気がしています。

以上、「田舎力」の3つの魅力、底力、その源泉について、書いてみました。

日本の田舎力を感じに、若栃に遊びに来ませんか?

2月25日(土)夜、「おっこの木」蔵BAR交流会、開催。

その他、農作業体験や、田舎暮らし体験、したい方のご来訪、心よりお待ちしています。

この記事を書いた人

西畑 良俊

「半農半ごきげんな自分づくりセラピスト」を目指す「アグリパス研修生(Mt.ファームわかとち)」

2009年~3年間、新潟・粟島にて、地域活性化に携わる。2014年10月、コーチとして独立。研修・講演・個人セッションを通じて、多くの方の豊かな人生づくりに貢献。2020年、コロナで仕事が一瞬ゼロになって以来、「田舎熱」が再燃し、移住先を模索。2022年、運命の出会いにより若栃に移住し、自分らしい生き方を実践中。

若栃に「生きる」
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