こんにちは! 若栃に生きてます♪ 西畑良俊です。
今回は、「酵素玄米と僕」ということで、僕が、玄米を食べるようになったきっかけや、食べてからの変化について、書いていきますね。
「玄米」との出逢い
「玄米を食べる」ということを知ったのは、2005年の夏。
当時の彼女(今の妻)が、東京・品川にあるマクロビオティックのお店でアルバイトをしていて、家で、白米と玄米を一緒に炊いて食べる生活をしていました。
「玄米を食べるようになったら、生理痛が軽くなった。頭痛が楽になった」という話を聴いていたので、「へぇ、そうなんだ~」という感じで、食べていました。
外食で、白米と玄米が選べるお店に行くと、玄米を選ぶようになったのもこの頃でした。
でも、当時は、玄米を毎日食べるなんてこと、考えもしませんでした。
それから数年。
2009年4月から、新潟・粟島に住むようになり、「1か月のうち、29日は飲み会」みたいな生活(笑)。
胃腸が疲れ、日中は眠気がひどく、夕方くらいに脳が起き始めるのを感じたところで、飲み会のお誘い。
だんだんとおならが超臭くなり、常にお腹がゆるんだ状態になり、「こりゃ、まずい!」と思って病院へ。
出た診断は、「過敏性腸症候群」。「緊張のしすぎ」とのことでした。
「確かに、緊張もしてるけど、でも、間違いなく、お酒の飲み過ぎと、魚の食べ過ぎが原因だよ~」
と思いつつ、薬を飲んでも胃腸はよくなりませんでした。
そんなある日、来客があって、知人と一緒に来られた方が、
「私、野菜しか食べないので、魚はなしでお願いします」
と一言。
「え!? 粟島に来て、魚を食べないって、この人一体何者!?」
と思って、
「何か、食生活でこだわりでもあるんですか?」
と聞いてみたところ、返ってきたのが、
「『マクロビオティック』という食養生があって、それを実践してるんです」
とのお言葉。
「それって、何か、本で学んだりできるんですか?」
と聞いたところ、
「久司道夫先生の本がオススメですよ」
と紹介していただき、読んだのが、この2冊。
その直後、粟島を出ることになり、最初の数カ月は単身生活をすることになったので、
「肉・魚を食べないなら、食費も安上がりだし、ちょうどいい機会だ。マクロビ(玄米菜食生活)を実践しよう」
と思って、2012年4月から、玄米菜食生活を開始したのでした。
「玄米生活」を始めてからの劇的な変化
先ほども書いた通り、宮崎での単身生活が始まった当初は、胃腸が疲れていて、寝起きは非常に悪い状態でした。
でも、玄米菜食生活を始めてみたら、あっという間に胃腸が整い、熟睡感が増したんです。
朝は爽やかに5時には目覚め、お昼、お弁当を食べてからも眠くならない。
当時は、「みやざき中央新聞」(現『日本講演新聞』)の記者として、取材・編集の仕事をしていました。
つまり、PCに向き合って編集作業をする時間が大半だったのですが、日中の集中力が持続するので、編集作業はサクサク進むし、あっという間に夕方・定時になっている、という日々を過ごせるようになりました。
しかも、食費も安上がり♪
まさに、いいことだらけ。
「マクロビ(玄米菜食)ってすごい!」と思いながら、日々、過ごしていました。
とはいえ、当時はまだ、「酵素玄米」の存在は知らず、玄米を炊いて、食べて、お弁当に入れて、残った玄米は、冷凍して保存する日々でした。
「酵素玄米」との出逢い
「酵素玄米」の存在を知ったのは、まさに、「みやざき中央新聞」の仕事を通じてでした。
熱烈な読者さん(歯医者さん)が、
「これ、みなさんで召し上がってください」
と月に2回くらい、持ってきてくださったのが、「酵素玄米」だったんです。
「玄米と小豆を一緒に炊いて、保温しておくと、こんなにモチモチでおいしくなるんだ!」
と思いつつも、「自分で作ってみよう」とは思わずにいました。
(「8分間研ぐとか、無理!」と決めつけていましたし、当時は妻も息子もいて、雑穀食(つぶつぶ)に妻がハマっていたこともあり、玄米よりも白米+雑穀を食べる日々。
炊飯器も1つしかなかったので、玄米を保温しておくことができない、と、「できない理由」ばかりを並べて、諦めていました。)
転機が訪れたのは、2015年の年末。
妻が第2子を妊娠し、初産同様、ひどいつわりで寝込み、息子と共に埼玉・春日部の実家に帰ることになりました。
つまり、僕は、再び、宮崎での単身生活が始まったのでした。
一人で、毎日のようにご飯を炊いて、余ったら冷凍して、それをレンジでチンして食べるのって、結構手間、なんですよね。
「酵素玄米を作って、炊飯器で保温しておけるなら、その方が楽なんじゃないか?」
と、ある時ふと思ったので、やってみることにしました。
当時は、土鍋でご飯を炊いて食べる生活だったので、炊飯器は、3合炊きのものが1つあるだけ。
「ちょっと小さいな」と思いつつ、小豆と玄米を入れて炊いてみると、それでも、2~3日目には、ふっくらもっちりの酵素玄米ができあがり、帰宅したらすぐに熱々の玄米が食べられる状態になりました。
「これは、QOLが上がるなぁ!」
と感動しつつ、
「もう1台、炊飯器があれば、もっと快適になるかも!?」
と思ったので、7000円くらいの6合炊きの炊飯器を購入。
6合炊きの炊飯器で炊いて、食べて、減ってきたら、3合炊きの炊飯器に移動。
空いた6合炊きの炊飯器で、玄米を研いで、水に半日~数日、漬けておく。
このサイクルが出来上がってからは、「酵素玄米を炊く=面倒」という思い込みは一切なくなりました。
楽しく楽に酵素玄米を炊けるようになり、また、「玄関開けたら2分でご飯」(サトウのご飯のCM)の生活を、レンジでチンすることもなく、実現できるようになり、快適な日々が送れるようになりました。
酵素玄米を食べるようになってからの変化
実際に、2015年年末からは、毎日酵素玄米を食べるようになり、いろいろな変化を感じています。
- 便が大量に出るようになった → デトックス効果 → 体調を崩しにくくなった
- にきびや肌荒れが少なくなった → 肌がきれいになった
- 疲れにくくなった → 睡眠の質が深まった → 朝、爽やかに起きられるようになった
- 集中力が持続するようになった
- ネガティブ思考が減った
- 腹持ちがいいので、間食が減った
- ご飯がますますおいしく食べられるようになった
- 噛み応えのある酵素玄米に慣れたので、よく噛むようになった(一口100回噛んでます)
⇒ 白米だと物足りなく感じるようになった
⇒ とはいえ、たまに食べる若栃のお米はおいしい♪
たま~に、発酵させすぎて、納豆臭がするようになり、そうなると、あまりおいしく感じなくなってしまうこともありますが、そうならない限りは、本当に、QOLも高まるし、いいことだらけの酵素玄米。
ぜひ、多くの方に食べてもらえたらと思って、最近は、岩沢での朝市で、酵素玄米を販売したり、「酵素玄米の作り方」の資料を配ったりと、啓蒙活動も始めています。
食べることは生きること。
人の身体は食べたものでつくられる。
かつて、江戸時代に、玄米から白米を食べるようになったら、脚気が流行ったという事実。
長崎の爆心地近くの病院で、玄米と味噌汁を食べるように医師が指示したところ、原爆症の症状が出なかったという話、などなど。
「現代の病気の原因は、食べ過ぎにある」と言われるお医者さんもいます。
何を食べるか、どう食べるか、どのくらい食べるか。
しっかりと、命あるものを、味わって、適量頂く。
そんな生活をして、心も体も健康に、豊かな日々を、過ごしたいものですね。
次回は、「酵素玄米の炊き方」について書きたいと思います。
今回も、お読みいただき、ありがとうございました!
コメント
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[…] お鍋で炊く方法は「ごはんを素早くおいしく炊きたい!」という方だけではなく、僕のように「炊飯器がいつも『酵素玄米』に占拠されている」なんて人にもおすすめです(酵素玄米に関する記事はこちらで書いています)。 […]