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ただいまと言いたくなる場所 – 小千谷の古民家民宿「おっこの木」で体験する、心安らぐ田舎暮らし

2025 4/04
小千谷市の紹介
2024年4月4日2025年4月4日
こめむすひ 編集部

日本の原風景が色濃く残る新潟県小千谷市。その山あいに抱かれた若栃集落に、ひっそりと佇む古民家民宿「おっこの木」は、訪れる人々を温かく迎え入れる、まさに隠れ家のような場所です。築150年を超えるこの宿は、単なる宿泊施設ではなく、日本の古き良き暮らしを体験できる特別な空間。扉を開けると、どこか懐かしい、おばあちゃんの家に帰ってきたような安堵感に包まれます。

目次

ノスタルジーに浸る旅:「おっこの木」が紡ぐ物語

引用:おっこの木

慶応3年(1867年)に建てられた「おっこの木」は、時を超えてその姿を今に伝える貴重な存在です。2016年には、その歴史的、文化的な価値が認められ、国の登録有形文化財に登録されました。単に古い建物というだけでなく、日本の歴史と文化を今に伝える生きた証であることを示しています。

建物の特徴は、雪深い新潟ならではの中門造り。これは、母屋と中門が一体となった建築様式で、厳しい自然環境の中で人々が知恵を絞り出して生み出した暮らしの形を今に伝えます。使われている木材は、美しい欅(ケヤキ)。時を経るごとに深みを増すその木肌は、宿の風格と温かさを醸し出しています。屋根は、実用性を考慮して金属板で覆われていますが、茶の間からは、かつてこの家を守ってきた茅葺きの内側を垣間見ることができ、歴史の重みを感じさせます。

「おっこの木」のコンセプトは、「懐かしい田舎のおばあちゃんち」。この言葉には、訪れるすべての人を温かく迎え入れ、ゆっくりと流れる時間の中で心身ともにリラックスしてほしいという願いが込められています。宿の名前の由来となったのは、敷地内に立つ3本のイチイの木。「おっこ」はイチイの木の 。自然とのつながりを大切にするこの宿のシンボルとなっています。

館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、板の間に設けられた囲炉裏。揺らめく炎を眺めていると、心が安らぎ、自然と会話が生まれます。

茶の間には、昔ながらの神棚が祀られており、この家で育まれてきた信仰や暮らしの文化を垣間見ることができます。茶の間からは、周囲の山々の美しい景色が一望でき、四季折々の自然の移ろいを肌で感じることができます。また、書院窓など、歴史的な価値のある建築様式も随所に見られ、当時の暮らしぶりを偲ばせます。

若栃集落:豊かな自然と人々の温かさに触れる

「おっこの木」が佇む若栃集落は、新潟県小千谷市真人(まっと)町に位置し、標高約200メートルの山あいにあります。周囲を囲むのは、美しい棚田。日本の原風景とも言えるこの景色は、訪れる人々の心を癒します。南には真人沢川が流れ、豊かな自然に恵まれた場所です。冬には3メートルを超える積雪がある豪雪地帯としても知られ、その雪景色はまた格別です。

かつては371人もの人々が暮らしていた若栃集落ですが、近年は過疎化が進み、人口は約80~90人となっています。しかし、人々の温かい心と、この土地に根付いた強い絆は今も変わらず息づいています。

この集落は、中越地震からの復興を機に、新たな活力を生み出してきまし。2004年の地震では、家屋や農地に大きな被害を受けましたが、地域の人々は力を合わせ、2006年には若栃未来会議、2016年には株式会社Mt.ファームわかとちといった地域活性化のための組織を立ち上げました。「おっこの木」も、震災後の空き家を活用し、2010年に開業されました。また、2011年の東日本大震災の際には、積極的に被災者を受け入れるなど、地域の人々の助け合いの精神が今も息づいています。

若栃の村づくりについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

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若栃の文化に触れる:祭りや伝統行事

若栃集落では、四季折々の祭りや伝統行事が大切に受け継がれています。

  • 若栃盆踊り: 毎年8月15日には、若栃グラウンドで盆踊りが開催され、地域住民の交流の場となっています。
  • 塞の神祭り: 毎年1月には、子孫繁栄などを願う塞の神祭りが行われます。
  • 若栃秋まつり: 8月下旬には、蚤の市やコンサート、花火大会などが催され、賑わいを見せます。
  • 若栃収穫祭: 2005年から始まった収穫祭では、地域芸能の上演や農産物の販売などが行われます。祭りの行列に参加できる機会もあるかもしれません。
  • その他の風習: 3月3日の雛祭りには、紙や布で作った雛人形を飾る風習や、春の彼岸には墓地に雪洞を作る習慣が残っています。

これらの祭りや行事は、地域の人々の生活に深く根ざしており、訪れる人々にとっても貴重な文化体験となるでしょう。

田舎暮らしを満喫:「おっこの木」での過ごし方

「おっこの木」では、都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

地元食材を味わう

夕食には、地元で採れた旬の山菜や野菜、そして美味しいコシヒカリを使った、滋味深い田舎料理が振る舞われます。週末には、地元のお母さんたちが作る「若栃の味おすそわけ」ランチも楽しめます3。日帰りでの昼食や、宴会での利用も可能です。

地元の人々との交流

宿のスタッフは、ほとんどが地元の方々6。温かい笑顔と素朴な人柄に触れ、まるで親戚の家にでも来たかのような、心安らぐ時間を過ごせるでしょう。宿泊者の口コミにも、温かいもてなしに対する感謝の声が多く寄せられています13。若栃ならではの温かい「おもてなし」は、訪れる人々の心を癒します。

四季折々のアクティビティ

  • 農業体験: 田植えや稲刈り、草刈り、大根の収穫などを体験できます。事前の予約と5名以上の参加が必要です。
  • 自然体験: 里山トレッキングや春山散策など、豊かな自然を満喫できるアクティビティも楽しめます。こちらも予約と5名以上の参加が必要です。
  • 食体験: 地元の郷土料理「あんぶ」作りを体験できます。予約と5名以上の参加が必要です。
  • クラフト体験: わら細工体験で、日本の伝統工芸に触れることができます。予約と5名以上の参加が必要です。
  • 文化体験: 村祭りへの参加や、大田楽踊りの体験(練習が必要)、11月3日の収穫祭への出演なども可能です。
  • 冬の体験: 冬には、深い雪に覆われた幻想的な風景を楽しむことができます2。ただし、12月から3月は暖房費が別途かかります。

夜は蔵バーを楽しむ

おっこの木には元々蔵だった建物が、バーになっています。「蔵BAR」と呼ばれる空間には、カウンターとテーブル席の素敵な空間で、お酒を楽しむのも良いかもしれません(利用したい場合はお問い合わせください)。

蔵BARについては以下の記事で詳しく紹介しています。

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「おっこの木」へのアクセスと料金

「おっこの木」へのアクセス方法と料金についてご案内します。

予約方法

電話(0258-86-7998、受付時間 9:00~17:00)にて予約を受け付けています。電話が繋がりにくい場合は、ウェブサイトのお問い合わせフォームや楽天トラベル からも予約できます。

料金

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プラン大人(中学生以上)子供(小学生)幼児(食事・布団あり)幼児(食事なし・布団あり)幼児(食事・布団なし)備考
1泊2食11,000円7,000円2,500円1,000円500円
朝食のみ8,000円5,000円1,500円1,000円500円
冬季暖房費(12月~3月)500円/人500円/人500円/人500円/人500円1泊あたり
▲モバイルは横にスライドできます▲

宿泊だけでなく、以下の金額でランチを楽しむこともできます。要予約です。

  • 日帰り昼食(要予約):2,000円~
  • 宴会(要予約、飲料代別):3,000円~

アクセス等

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項目内容
アクセス:車: 関越自動車道 小千谷ICから約30分。
公共交通機関: JR上越線 小千谷駅から車で約20分。
駐車場: 4台(無料)。予約不要。
チェックイン/チェックアウトチェックイン: 15:00~18:00。遅れる場合は必ず連絡してください。
チェックアウト: ~10:00。
アメニティバスタオル、フェイスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシ。浴衣の用意はありませんので、パジャマをご持参ください。
館内設備ドライヤー、冷蔵庫、洗濯機、Wi-Fi
ペット事前確認が必要です
連絡先住所:〒949-8726 新潟県小千谷市真人町戊2518
TEL:0258-86-7998
ウェブサイト
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