新潟県小千谷市の山間にひっそりと佇む若栃集落は、その豊かな自然と美しい棚田で知られる場所です。若栃集落で春の訪れとともに開催される春山散策は、冬の眠りから目覚めたばかりの自然の息吹を感じられる特別な機会として、地元の人々はもちろん、多くの人々が心待ちにしているイベントです。
まだ雪が残る山々を歩きながら、春の兆しを探すこの散策は、若栃ならではの魅力を存分に味わえるイベントと言えるでしょう。この記事では若栃集落の春山散策について紹介します。
受け継がれる自然への想い:若栃春山散策の歴史
この春山散策は、かつて行われていた野ウサギ狩りの伝統から生まれ変わったものです。かつては、若栃と旧小国町の境にある山々を約6時間かけて歩き、野ウサギを追いかけるのが恒例行事でした。
しかし、近年はこの伝統をレクリエーションとして再構築し、春の自然を楽しみながら歩く現在の春山散策へと形を変えたのです。長年受け継がれてきた山の恵みへの感謝の気持ちはそのままに、より多くの人々が自然に触れ、その美しさを共有できる機会を提供しています。
春の冒険へ出発:参加するための基本情報

引用:Mt.ファームわかとち
春山散策への参加を検討されている方にとって、最も気になるのはその詳細な情報でしょう。ここでは、開催時期、場所、内容、費用など、参加に必要な情報を詳しく解説します。
毎年の最新情報は、以下の事務局に確認してください。
わかとち未来会議事務局
TEL 0258-82-1410
MAIL wakatochimof@yahoo.co.jp
1. 開催時期と所要時間
若栃の春山散策は、例年3月中旬に開催されます。2024年の場合は、第20回目の開催となり、3月10日(日)の午前10時から午後3時までの約5時間で行われました。過去の開催情報からも、3月の中旬頃が最も可能性の高い時期と言えるでしょう。ただし、年によって気象条件などが異なるため、正確な日程については、主催者であるわかとち未来会議からの最新情報を確認することが重要です。
2. 場所とルート
散策の舞台となるのは、若栃集落と旧小国町との境に連なる山々の尾根です。2024年の散策は、古民家民宿「おっこの木」を集合・出発地点として行われました。
過去には、「嫁入り街道」と呼ばれる山道がルートの一部として利用されたこともあります。これは、かつて嫁入り行列が通ったとされる歴史ある道で、美しい自然景観とともに、地域の歴史を感じられるルートです。尾根沿いを歩くため、開放的な景色が期待できるでしょう。
3. 散策の内容
春山散策では、残雪の残る山々をかんじき(スノーシュー)を履いて歩きます。普段はなかなか足を踏み入れることのない山の尾根を散策できるのは、このイベントならではの魅力です。
雪の下から顔を出し始めたばかりの春の植物や、冬を乗り越えて力強く生きる動物たちの息吹を感じることができるでしょう。2010年のツアーでは、野生のタヌキやウサギに出会えたという記録もあり、自然豊かな若栃ならではの体験ができます7。ガイドの有無については明確な情報は見当たりませんでしたが、地域の方々と一緒に歩くことで、地元の自然や文化に触れる貴重な機会となるはずです。
4. 費用と申し込み方法
2024年の春山散策の参加費は、中学生以下は無料で、大人1人1,000円でした。また、散策後には、「おっこの木」で懇親会が予定されており、参加費は2,500円(飲酒しない場合は2,000円)となっています。
5. 持ち物と服装
春山散策に参加するにあたっては、雪山を歩くための適切な装備が必要です。かんじき(スノーシュー)は必須となるでしょう。過去の参加者は、トレッキングポールや日本の伝統的な雪靴であるかんじきも使用していました。
服装は、暖かく、防水性のあるものを選びましょう。重ね着をして、気温の変化に対応できるようにするのがおすすめです。足元は、防水性の高い登山靴やスノーブーツが良いでしょう。その他、飲み物、行動食、帽子、手袋、サングラスなども忘れずに持参しましょう。
6. 難易度と対象者
若栃の地形は急斜面や断崖を含むため、山間部はやや険しいと言えます。しかし、春山散策自体は、自然を楽しむことを目的としたレクリエーションイベントとして開催されています。
2024年の参加対象は、小学3年生以上となっており、体力に自信のある方はもちろん、家族連れでも楽しめるでしょう。ただし、約5時間の雪山歩行となるため、ある程度の体力は必要となることを考慮しておきましょう。
温かいもてなし:古民家民宿「おっこの木」

春の若栃集落とその周辺地域では、春山散策以外にも様々な魅力的な体験ができます。
散策の拠点となる「おっこの木」は、築160年の歴史ある古民家を利用した民宿です。ここでは、地元の食材をふんだんに使った温かい料理を味わったり、昔ながらの囲炉裏を囲んで地元の人々と交流したりすることができます。
春には、山菜を使った料理が特に人気です。また、「おっこの木」では、田植えや稲刈りなどの農業体験や、里山トレッキング、わら細工などの自然体験、文化体験なども提供しており、春山散策と合わせて、より深く若栃の魅力を堪能することができます。
若栃の春を満喫:さあ、あなたも自然の中へ
若栃の春山散策は、雪と春の息吹が共存する特別な景色の中を歩き、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい機会です。かつての狩猟の伝統を受け継ぎながら、自然を愛しむ心へと変化してきたこの散策は、地域の人々の温かい想いが詰まっています。美しい山々の景色、雪の上を歩く楽しさ、そして地元の人々との触れ合いを通して、忘れられない春の思い出を作ることができるでしょう。開催時期や参加方法などの最新情報は、わかとち未来会議に問い合わせて、ぜひこの魅力的な春のイベントに参加してみてください。きっと、若栃の自然と人々の温かさに心惹かれるはずです。
若栃春山散策 – 基本情報(2024年データに基づく)
開催日・時間 | 3月10日(日)午前10時~午後3時(例年3月中旬) |
集合場所 | 古民家民宿「おっこの木」 |
ルート | 若栃と旧小国町境の山々、可能性として「嫁入り街道」 |
内容 | 自然散策、スノーシュー(可能性あり)、春の景色を楽しむ |
参加費 | 1,000円(中学生以下無料、2024年) |
懇親会(任意) | おっこの木、2,500円(ノンアルコール2,000円、2024年) |
持ち物 | 暖かい防水性の服装、スノーシュー(主催者に確認)、トレッキングポール(推奨) |
難易度 | 中程度、ある程度の体力が必要 |
対象 | 小学3年生以上(2024年) |
申し込み | わかとち未来会議 TEL 0258-82-1410、MAIL wakatochimof@yahoo.co.jp |
この表は、2024年の情報に基づいていますが、参加を検討される際は、必ず最新の情報を主催者にご確認ください。