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新潟県魚沼地方の小正月の料理レシピ3選!地域の風習も紹介

2025 4/07
新潟の郷土料理図鑑
2025年1月5日2025年4月7日
こめむすひ 編集部

小正月は旧暦の1月15日、その年の最初の満月の日を指します。小正月と言えば、皆さんはどんな食事をイメージされますでしょうか?「小豆」や「お餅」でしょうか?

この記事では、小正月の風習と合わせて、昔はどんな食事がとられていたのか紹介していきます。紹介している料理とそのレシピは、小千谷市岩沢地区のお母さんたちが作成した冊子「岩沢のごっつお」を元にしています。

目次

新潟県魚沼地方の小正月の料理の特徴

農文協が発刊している日本の食生活全集という本があります。全国の食文化を紹介している本で、新潟については第15集「聞き書き 新潟の食事」で解説されています。

こちらの本は、主に旧川口町(現長岡市)での聞き取りを元にしており、大正時代の終わりから昭和の初めのころを再現したものとなっているそうです。

「四季の食生活」という章では、小正月の食事について以下のように書かれています。

※『』の引用部の月日は本の記述のままです。旧暦での記載もありますが、見出しの月日は新暦で記載しています。

1月14日

『十四日は鳥追いで、早朝に小正月のもち搗きをし、座敷にだんご飾りを飾り、夜は雪洞の中で鳥追いをする。』

1月15日

『十五日は小正月。こもちといって、朝は小豆がゆを食べる。朝早く縄でしばった木槌(きづち)を引いて家の周囲をまわって、もぐらもち追いをし、柿などの成り木をなたでたたく「成り木ぜめ」をする。近所の人たちが集まって賽の神(さいのかみ)に火をつけて厄払いをする。昼食は年とりの晩と同じごっつおで、小正月の年とりをする。忙しい一日である』

1月16日

『十六日はほっつぁま(仏さま)正月。料理は精進で、女衆は前の年でなくなった新仏さまのある家を一軒一軒回って、お念仏を申す日である。一人前の膳を雪山の上において施餓鬼供養をする。』

1月20日

『二十日は二十日正月で、だんご飾りをはずす。三十一日は正月収めとする。』

1月下旬

『下旬ごろ年始よびがある。嫁や婿にいった子どもたち、親類やまき(一族)の人たちを招く日で、早夕飯の年とりのようなごっつおに、こいの味噌汁がつく。』

新潟県魚沼地方の小正月の料理レシピ3選

それではこちらからは、小千谷市岩沢地区「岩沢のごっつお」から、小正月に食べられる郷土料理を4つ紹介します。

  1. ぜんまいの白和え
  2. 大根の白和え
  3. 昆布巻き

レシピも紹介しているのでぜひ作ってみてください。

新潟県魚沼地方・小千谷市の郷土料理レシピ集

残したおきたい、伝えたい
岩沢のごっつぉ

(岩沢まごころ市)

小千谷市岩沢地区では、郷土に伝わる料理を「岩沢のごっつお」という冊子にまとめています。

冒頭では「地域の伝統食は文化であるとともに家族の健康を守る基本ではないかと思っています。」と綴られています。

冊子では「季節の料理」「豆料理」「漬物」「山菜」などのカテゴリに分けられて約70ものレシピが紹介されています。

1. ぜんまいの白和え

ぜんまいの白和え
材料(1鉢)

<野菜>

  • ぜんまい(もどしたもの)・700g
  • にんじん・・・・・・・・1本

<ほか>

  • こんにゃく・・・300g
  • 豆腐・・・・・・1丁

<調味料>

  • 砂糖・・・70g
  • 酒・・・・大さじ3
  • 味噌・・・50g
  • いりごま・60g
  • だし汁・・200ml
調理手順
1. 「ぜんまい」「にんじん」「こんにゃく」を4cmの短冊切りにする
2. 「豆腐」を薄い塩水で茹でて水を切る
3. 「ぜんまい」「にんじん」「こんにゃく」をだし汁で煮て、水気を切り、冷ます
4. 「ごま」を温め、すり鉢等でよくする
5. 「ごま」の中に「豆腐」を入れ混ざ合わせ、調味料で味を仕上げる
6. 「ぜんまい」「にんじん」「こんにゃく」と「ごま」を合わせて和える

2. 大根の白和え

大根の白和え
材料(6人分)

<野菜>

  • 大根・・・・1/3本
  • にんじん・・1/2本

<ほか>

  • すりごま・・50g
  • 豆腐・・・・1丁

<調味料>

  • 砂糖・・・50g
  • 塩・・・・5g
  • 酢・・・・20ml
調理手順
1. 「野菜」を切り、沸騰した湯の中に入れ、すぐ返して上げる
2. 「ごま」をよくする
3. 「豆腐」を茹で、ざるに上げ水気を絞る
4. 「すりごま」の中に「豆腐」を入れ良く混ぜる
5. 「野菜」と合わせて、調味料で味をつける

3. 昆布巻き

昆布巻き
材料(6人分)
  • 昆布・・・・4~5m
  • 鮭の切り身・3切れ
  • 干ぴょう・・適宜

<調味料>

  • 砂糖・・・・大さじ3
  • 醤油・・・・大さじ3
  • みりん・・・大さじ1
  • 酒・・・・・大さじ1
  • 塩・・・・・小さじ1
調理手順
1. 「昆布」を良く洗い、25~30cmに切る
2. 「干ぴょう」を塩もみして洗う
3. 「鮭の切り身」を3等分する
4. 「鮭」を「昆布」で巻いて、「干ぴょう」で結ぶ
5. 一度に煮たてて、汁を捨てる
6. だし汁で煮て、串が通る程柔らかくなったら調味料で好みの味に仕上げる
新潟県魚沼地方・小千谷市の郷土料理レシピ集

残したおきたい、伝えたい
岩沢のごっつぉ

(岩沢まごころ市)

小千谷市岩沢地区では、郷土に伝わる料理を「岩沢のごっつお」という冊子にまとめています。

冒頭では「地域の伝統食は文化であるとともに家族の健康を守る基本ではないかと思っています。」と綴られています。

冊子では「季節の料理」「豆料理」「漬物」「山菜」などのカテゴリに分けられて約70ものレシピが紹介されています。

新潟の郷土料理図鑑
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