「おいでまい」が香川県で初めて生まれたオリジナル品種です。四国では初めて食味ランキングで特Aの評価を受けるなど安定した品質と、あっさりとした味わいが人気です。うどん県が生んだお米は、四国を代表とするブランド米に成長しました。
この記事では「おいでまい」の特徴や購入方法について紹介します。
項目 | 内容 |
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来歴 | (母)あわみのり×(父)ほほえみ |
育種 | 香川県農業試験場 |
品種登録日 | 2014年9月 |
香川県初のオリジナル品種「おいでまい」の特徴
「おいでまい」特徴を、以下の3つから解説します。
- 味・見た目
- 産地
- 名前・ロゴマークの由来
一つひとつ見ていきましょう!
1. 味・見た目
「おいでまい」は、適度にねばりと甘味のある、あっさりとした味のお米です。2013年の食味ランキングでは四国初の特Aを獲得し、その後も高い評価が続いています。
また「おいでまい」は味だけでなく、見た目の美しさも評価されています。白く濁った米の発生が少ないため、艶があり、見た目からも食欲がそそられます。
項目 | 内容 |
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食味 | あっさり |
粒の形 | 丸みがある |
他特徴 | 艶があり美しい見た目 |
2. 開発の経緯
香川県では、うどんに使う小麦の独自品種の開発はされていたものの、米の品種開発には遅れをとっていました。お米の品種開発が検討され始めた1996年頃、香川県は山間部では「コシヒカリ」、平坦地では「コガネマサリ」から「ヒノヒカリ」に移行が進んでいた時期でした。
しかし「ヒノヒカリ」は夏の登熟期に異常な暑さになると、品質が低下する傾向の品種であるため、高温登熟耐性のある品種が求められるようになりました。特に香川県の水田の水はため池が主で「水がぬるい」「共同利用であるため自身の都合で田植えの時期を変えられない」といった事情もありました。
香川県では生産者から要望を受け、品種開発に着手し、様々な品種を交配させ研究を進めました。2009~2010年には、協力農家の下で現地調査を行い、高温登熟耐性があり食味の良い「香8号」という品種が採用されました。
その後「香8号」は「おいでまい」と名付けられ、2011年にデビューとなりました(品種登録は2014年)。
「おいでまい」は香川県初のオリジナルブランド米ということもあり、県が中心となりJAや生産者、販売団体によって構成される「おいでまい委員会」によって、品質の向上や販売促進の取り組みが行われています。
3. 名前・ロゴマークの由来
「おいでまい」とは、さぬき弁で「いらっしゃい」の意味です。香川県で生まれたお米を多くの人に食べてほしいとの思いがこめられています。
香川県初のオリジナル品種「おいでまい」のインターネットでの購入方法
「おいでまい」は大手インターネットモールで購入できます。比較的安価での購入が可能です。ふるさと納税は、以下の市町村で返礼品になっています。
多度津町(たどつちょう)、観音寺市、高松市、綾川町、丸亀市、琴平町、坂出市、宇田津町(うだつちょう)、さぬき市、三豊市(みとよし)
項目 | 内容 |
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ネット販売価格 | 3,000~3,500円/5kg |
ふるさと納税額 | 6,000円/5kg~ |
ネットショップで購入
ふるさと納税の返礼品
香川県初のオリジナル品種「おいでまい」をぜひお試しください
「おいでまい」が四国ではじめて食味ランキングで特Aの評価を受けたお米です。品質が安定しているため、毎年高い評価を受けています。あっさりとした味わいが人気の「おいでまい」をぜひ試してみてください!