明けましておめでとうございます!怒涛の2024年スタートをハラハラしながら見守りつつ、だらだらしていたら1月が終わってしまったライターの柚月です。
お正月を新潟の食べもので感じたい……。
……小千谷のおいしいものを食べたい!!
今回もこめむすひの編集長 阿部さんに甘えたところ、若栃産のお米をふんだんに使ったおもちをたくさん送っていただきました!阿部さんありがとう!!
小千谷のお取り寄せグルメ第四回は、Mt.ファームわかとちさんの「わかとちのもち」4種です。
本記事で紹介している商品
※わかとちのお餅は12~2月ごろまでの期間限定商品になります
小千谷からMt.ファームわかとちの「わかとちのもち」が届いた!
開封するとすてきなリーフレットが!ああ〜〜若栃のあたたかさに触れたいよ〜〜。
味は「白もち」「玄米もち」「豆もち」「よもぎもち」の4種類。他にも「古代米黒米もち」という紫色のおもちもあるとのこと。
ごはんのおとも選手権(後編)でも紹介したMt.ファームわかとちさんの最大の特徴は、着色料・保存料をいっさい使用していません!その上、昔ながらの水を使わずもち米だけで搗きあげて作っているとのこと。
むむ、水を使わないでおもちができるの……!??
どうやら小千谷市では、「東山五人杵搗きもち」という伝統的なおもちの製法があるのです。「東山五人杵搗きもち」は、1つの臼に5〜6人のつき手がつき、返し水を使わずに短時間でつきあげるのが特徴。この製法により粘り気が強い上煮崩れしにくく、もち米本来のコシや旨みを感じられるそうです。
まずはそのまま焼いて食べてみる
それぞれに角餅6枚と端餅1枚が入っています。端餅でも結構大きい……。
焼き上がり!ひええ、めっちゃおいしそう!
「白もち」実食!
まずは白もち。もち米のあまぁい香りが最高です。
めっちゃのびる〜〜!お米の甘さが濃い!!
いつも食べているおもちよりコシが強く、噛みごたえがしっかりしています。
「玄米もち」実食
さすが玄米。焼いたときの香ばしさがたまりません。
食べてみると、もっちもちのぷっちぷち!玄米のつぶがしっかり残っていて、食感がとっても楽しいです。鼻を抜ける香ばしさも最高です!
おいしいだけでなく、玄米もちは白もちと比べて血糖値の上昇も緩やかなうえ食物繊維やビタミンなどの栄養素も豊富。腸内環境の改善やダイエット効果にも期待できるので、「おもちを食べたいけどカロリーが気になる……」という方に非常におすすめです!
「豆もち」実食
こちらは豆もち。十日町市中里地区産の大豆を練り込んでいるとのこと。
塩気が強めなのが良い!大豆も焼いたことにより、ふっくらほくほくしています。おもちの中では豆もちが一番好きなわたしにとって、豆の味が濃くて最高です!
「よもぎもち」実食
高品質な東北産のよもぎを使用したこちら。
焼く前からふわっと香っていたよもぎの香りが、焼くとさらに強く主張してきます。初めてよもぎもちを食べましたが、焼くことによりよもぎの独特な青臭さがやわらいでとっても食べやすいです。なるほど、これはアレンジしがいがありそうや……!
おもちをアレンジしていくよ!!!
おもちって、たくさん食べると少しずつ飽きてしまいますよね。
そんなあなたに!「わかとちのもち」の良さを最大限活かしたアレンジレシピを紹介いたします!
「白もち」は「フレンチトースト」に!
- 白もち2個を18等分したものと牛乳100mlを耐熱容器に入れ、ラップして600W 3分30秒チン。
- ホイッパーでなめらかになるまで混ぜ、卵1個とはちみつ大さじ1を入れてまた混ぜる。
- バターを引いたフライパンに投入し、両面こんがりするまで焼く。
- お好みではちみつやメープルシロップをかけて出来上がり。
めざましテレビで紹介されていたレシピをわたし好みにアレンジしてみました。
とにかくふっわふわ!!わかとちのもちの強めの甘さがとっても合います。食パンで作るフレンチトーストもおいしいですが、わたしはこちらの方が好みかも。わたしは砂糖を大好きなはちみつに変えてみましたが、お好みの甘味料に変えてみるのもおすすめです。
熱々のうちはふっわふわでおいしいですが、冷めるとガッチガチになってしまうので要注意!600Wで2分ほどチンすると復活しますが、熱々のうちにいただくのが良さそうです。
「玄米もち」は「おはぎ」に!
- 玄米もち2個を18等分したものと甘酒60mlを耐熱容器に入れ、600W 2分30秒チン。
- はちみつ大さじ1を加え、スプーンでしっかり混ぜて丸く成形する。
- ラップの上にきなこを乗せ、その上に成形したもちをのせてきなこをまぶして出来上がり。
独特のぷちぷち感を活かしたく、玄米もちはおはぎにしてみました!
甘酒とはちみつのほんのりした甘さと玄米もちのぷちぷち感が合いすぎる。これは最適解……!甘酒60mlだと少しゆるかったので、かためのおはぎが好みの方は少し甘酒の量を減らして作ると良いかも。お好みであんこを入れてみても絶対おいしいです!
「豆もち」は「あられ」に!
- 豆もち1個を8等分し、耐熱皿に離して並べて600W 1分40秒チンして出来上がり。
- 加熱不足だとふにゃふにゃに、加熱しすぎるとカチカチになるので、様子を見ながら加熱する。
(7号食ダイエットを飽きずに乗り切る!アレンジレシピ集ー玄米手帳より)
塩気が効いた豆もちは、あられにしてみました!あられの「豆もち」、大好きなんだよなあ……。
一見簡単そうにみえるこちら、実は好みのパリパリ感に仕上げるのがかなり難しかったです!!以下の2点を意識して作っていただくとうまく作れます!
- チンするときにもち同士の距離をかなり離す
- 1分40秒チンしたあとは、20秒おきくらいにかたさを確認する
わたしは最初距離が近すぎて、ガッチガチの巨大ドームを作成してしまいました……。
「よもぎもち」は「和風パンケーキ」に!
- よもぎもち2個を18等分したものと牛乳250mlを耐熱容器に入れ、600W 2分30秒チン。
- ホイッパーでなめらかになるまで混ぜる。
- 米粉100gとはちみつ大さじ2を混ぜる。
- フライパンで焼き目がつくまで焼く。
- お好みできなこやはちみつをかけて出来上がり。
よもぎは和風にしたいと安直に考えて和風パンケーキに!
よもぎの香りが口いっぱいに広がって、しあわせが止まりません……!よもぎが苦手な方もおいしく召し上がっていただけるお味に仕上がりました。わたしは今回きなことはちみつをかけましたが、お好みであんこやバニラアイスクリームなどを乗せても絶対おいしい。あなた好みの和風パンケーキを作ってみてください!
こちらも「白もちフレンチトースト」同様、冷えて固まると歯が立たなくなってしまうので要注意!こちらはフレンチトーストよりも再加熱後のお味が落ちてしまったので、ぜひ熱々のうちに食べ切ってください。
「わかとちのもち」を食べたら、もう他のもちは食べられない……!
もち米の甘味の強さ、味のバリエーション、コシの強さ。どれをとっても100点満点の最高なもちに出逢ってしまいました……。わたしが特におすすめしたいのは「玄米もち」!ぷちぷちとした歯応えが小気味よく、気がついたら一番最初に全て無くなってしまいました。おそるべし、わかとちのもち。
来年の年の瀬は「わかとちのもち」で決まり!お正月が過ぎたばかりではありますが、ぜひ「わかとちのもち」をお取り寄せして、今回ご紹介したアレンジレシピも含めて小千谷のうまいものを楽しんでみてはいかがでしょうか。