「ゆきん子舞」は粘りが少なく、あっさりとした味が特徴のお米です。お米が硬めであるため、チャーハンやカレーに適したお米と言えます。
以下のチャートは、新潟県の品種の食味をまとめたものです。「ゆきん子舞」はコシヒカリとは対極に位置し、粘りは少なく、粒がしっかりしたお米であることがわかります。新潟県の品種の中では、非常に特徴的なお米ですね!
「ゆきん子舞」は主に業務用米として用いられていますが、ふるさと納税を使えば返礼品として受け取れます。この記事では「ゆきん子舞」を手に入れる方法や特徴について解説していきます。
新潟県産「ゆきん子舞」のおすすめの購入方法・購入先
「ゆきん子舞」は、インターネットモールなどには出品されていないため、ふるさと納税の返礼品で受け取る必要があります(2024年8月調査時点)。
新潟県最北部村上市のふるさと納税では、10kg12,000円から返礼品を用意しています。他のお米に比べて寄付金額に対する量が多いためおすすめです。また「コシヒカリ」や「新之助」とのセットや、回数が選べる定期便もあります。
五泉市では、5kg9,000円の寄付金で「ゆきん子舞」を手に入れられます。6回の定期便や玄米での受け取りも可能です。
「ゆきん子舞」は他にも佐渡市などで返礼品となっています。
村上市、佐渡市、五泉市
各ふるさと納税ポータルサイトで返礼品を確認できますので、チェックしてみてください!
新潟県産「ゆきん子舞」をもっと詳しく知りたい!味の特徴や開発の経緯を紹介
「ゆきん子舞」は2008年に品種登録されたお米です。こちらでは「ゆきん子舞」の特徴を以下の3点から解説します。
- 味・見た目の特徴
- 開発の経緯
- 名前の由来
品種の概要は以下の表をご確認ください!
項目 | 内容 |
---|---|
栽培期間 | 早生 |
来歴 | (母)どまんなか×(父)雪の精 |
育種 | 新潟県農業試験場 |
品種登録日 | 2005年2月 |
1. 味・見た目の特徴
「ゆきん子舞」は、粘りが少なくあっさりとした食感のお米です。お米が硬めで油との相性が良いことから「チャーハン」「丼もの」「カレー」におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
食味 | あっさり・しっかり |
粒の形 | 大粒 |
2. 開発の経緯
「ゆきん子舞」の開発のきっかけは、大豆の転作後の田んぼでも栽培しやすい品種が必要とされていたことです。大豆を植えた後の水田では、窒素成分が過剰になり稲が倒伏したり、病害虫が発生したりするなどの弊害がありました。また窒素が多いことは、お米のタンパク質含有率が高くなり、食味も低下する原因にもなります。
そこで品種開発では「多肥条件でも倒伏体制があること」「コシヒカリと収穫時期がかぶらないこと」「高温登熟下でも品質が低下しないこと」が目標とされました。開発は1990年に始まり、2005年に出願公表に至りました。
3. 名前の由来
「ゆきん子舞」は「雪のように美しく透明感のある米」をイメージして命名されました。
新潟県産「ゆきん子舞」をぜひお試しください
「ゆきん子舞」は粘りがすくなくしっかりとした粒のお米です。チャーハンやカレーとの相性はばっちりです。ふるさと納税の返礼品として受け取れるので、ぜひ一度お試しください!
ふるさと納税の返礼品