「彩のきずな」は2014年に品種登録された、埼玉県オリジナルのトップブランド米です。「彩のきずな」の特徴もちもち食感に、くどくないあっさりとした甘みを楽しめることです。粒は大粒なので、食べごたえも感じられます。
この記事で「彩のきずな」のおすすめの購入方法や食味、開発のきっかけについて詳しく解説します。
埼玉県のトップブランド米「彩のきずな」のおすすめの購入方法・購入先
「彩のきずな」は、主に以下の3つの方法で手に入れられます。
- 産地のお米屋さんからネットで購入する
- 農家さんからネットで直接購入する
- ふるさと納税の返礼品で受け取る
価格は、標準的かやや高価です。
項目 | 値段 |
---|---|
ネット販売価格 | 3,000円~/5kg |
ふるさと納税額 | 11,000円~/10kg |
1. 産地のお米屋さんからネットで購入する
産地のお米屋さんから購入するメリットは、信頼できる地域・農家さんのお米を手に入れられることです。産地のお米屋さんは長年地域に根を張って商売されているので、農家さんとのつながりが強固にあり、品質の高いお米を扱えるためです。
「彩のきずな」は埼玉県内の複数のお米屋さんがネットで販売しています。内野米穀は川越市で120年を超える歴史のある米屋さんです。5kg、10kgなど複数の商品を販売しているため、自身のライフスタイルに合ったお米を購入できます。
小江戸市場カネヒロさんは販売だけでなく、自らお米の生産も行うお店です。自社のお米マイスターが激選したお米のみを販売しています。
他にも各インターネットモールでは、多くの商品が出品されています。ぜひチェックしてみてください!
2. 農家さんからネットで直接購入する
「彩のきずな」は、産直サイト「食べチョク」での購入も可能です。産直サイトを利用するメリットは、こだわりの農法で生産されたお米を購入できることです。
木村ファームさんのお米は、農薬の使用量が慣行農法の50%以下で作られています。また土壌改良にもこだわりを持ち、よりおいしいお米づくりを追求されています。
FENNELさんは、さいたま市でこだわりの野菜づくりをしている農家のグループです。「彩のきずな」は、グループ中の小林さんという大規模にお米を生産している農家さんのお米が出品されています。リゾット向けの「和みリゾット」「コシヒカリ」とセットになった商品で、食べ比べにも最適です。
3. ふるさと納税の返礼品で受け取る
「彩のきずな」は埼玉県内の多くの自治体で、ふるさと納税の返礼品として用意されています。
川越市では、地元のお米屋さん「小江戸市場カネヒロ」さんが提供する「彩のきずな」が返礼品となっています。飯能市では、6か月など定期便が用意されています。
羽生市、川越市、小川町、行田市、松伏町、春日部市、飯生市、さいたま市、毛呂山市、久喜市、鴻巣市、北本市、富士見市、嵐山町、本庄市、深谷氏
他にも数多くの自治体の返礼品になっているので、ぜひお好みの「彩のきずな」を探してみてください。
埼玉県のトップブランド米「彩のきずな」をもっと詳しく知りたい!味の特徴や産地を紹介
「彩のきずな」は2014年に品種登録されたお米です。こちらでは「彩のきずな」の特徴を以下の2点から解説します。
- 味・見た目の特徴
- 開発の経緯
品種の概要は以下の表をご確認ください!
項目 | 内容 |
---|---|
来歴 | (母)愛知108号(ゆめまつり)×(父)埼455 |
育種 | 埼玉県農業技術研究センター |
品種登録日 | 2014年3月 |
1. 味・見た目の特徴
「彩のきずな」は、くどくない爽やかな甘みと旨味があり、弾力のある大粒のお米です。
アミロース含有量が低いお米は粘り気が強くなりますが、以下のグラフのとおり「彩のきずな」はコシヒカリと同等がそれ以下です。
同じ埼玉県のオリジナル品種とアミロース含有量はかなり低いことがわかります。一方で「彩のきずな」はタンパク質量が「彩のかがやき」に比べて高いため、あっさりとした味わいです。
そのことから埼玉県オリジナル品種としては「彩のきずな=あっさり・もちもち」「彩のかがやき=甘い・しっかり」としたお米と言えます。
項目 | 内容 |
---|---|
食味 | あっさり・もちもち |
粒の形 | 大粒 |
埼玉県オリジナル品種「彩のかがやき」については、関連記事の「埼玉県初ブランド米「彩のかがやき」のおすすめの購入先や特徴を紹介!あっさり・もっちりの良食味米」で詳しく紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください!
2. 開発の経緯
「彩のきずな」は、イネの登熟期の暑さによる品質の低下を防ぐために開発されたお米です。夏に高温が続くと、白未熟米と言われる白く濁ったお米が多発するため、等級(見た目の評価)が大きく低下してしまいます。
埼玉県では、2007年に熊谷市で日本最高気温40.9℃を記録し、さらに2010年に観測史上最も暑い夏と言われるほどの高温が続き白未熟米が大量に発生してしまいました。
しかし2010年、埼玉県農業技術研究センターで開発していた約300種のイネの中で、奇跡的に白く濁らなかった株が発見されました。この株こそが「彩のきずな」の開発のきっかけでした。
埼玉県農業技術研究センターでは、この高温に耐えた株を増やし、交配から9年をかけて育種し「彩のきずな」が誕生しました。
埼玉県のトップブランド米「彩のきずな」をぜひお試しください
「彩のきずな」は、登熟期の酷暑でもお米の品質が落ちない品種です。近年は夏に極度な高温になりますが「彩のきずな」であれば安定した品質のお米を購入できます。
埼玉県のトップブランド「彩のきずな」をぜひお試しください。
ネットショップで購入
ふるさと納税の返礼品