「くまさんの輝き」は、熊本県オリジナル米の最高傑作と言えるお米です。西日本で主流となっている「ヒノヒカリ」を超える極良食味を目標に、開発から品種登録までなんと19年の歳月がかかっています。
甘みと粘りが強い非常に濃厚な味わいが特徴で、見た目も美しいことが特徴です。この記事では「くまさんの輝き」の開発経緯や特徴、購入の方法について詳しく解説します。
栽培期間 | 中生 |
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来歴 | (母)南海137号×(父)中部98号 |
育種 | 熊本県農業研究センター |
品種登録日 | 2019年10月 |
熊本県産米の最高傑作「くまさんの輝き」の特徴と購入方法を解説!の特徴
「くまさんの輝き」特徴を、以下の4つから解説します
- 味・見た目
- 開発の経緯
- 熊本県推奨うまい米基準
- 名前・ロゴマークの由来
一つひとつ見ていきましょう!
1. 味・見た目
「くまさんの輝き」は、他の熊本のオリジナル品種やヒノヒカリと比べても「もちもち」と「甘い」お米です。ごはんだけで食べても、食べ応えがあるガツンとした濃厚さが特徴です。見た目はきらきらとして、美しいお米です。
項目 | 内容 |
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食味 | 粘り・甘み・旨みが強い |
他特徴 | 見た目が美しい |
2. 開発の経緯
「くまさんの輝き」は、熊本県内の作付け面積の大部分を占める「ヒノヒカリ」に代わる新品種として開発されました。育種の目標は、ヒノヒカリを超える極良食味で、耐暑性に優れていることです。
「ヒノヒカリ」を超えることを目標としているため、熊本県オリジナル品種である「森のくまさん」「くまさんの力」とは違いヒノヒカリを交配品種にしていません。
開発が始まったのは2000年で、品種登録が2019年です。なんと開発から19年越しで品種登録までたどり着いたのです。一般的なお米が8~10年程度であることを考えると、長い月日をかけて生み出された最高傑作のお米と言えます。
開発秘話は以下の動画でも確認できます。ぜひご覧になってください。
3. 熊本県推奨うまい米基準
「くまさんの輝き」は熊本県推奨うまい米基準に沿って栽培されています。以下の表の「Sランク」「Aランク」に該当するお米だけオリジナルの「赤いパッケージ」で販売できます。
項目 | Sランク | Aランク | |
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生産基準 (栽培方法) | 特別栽培米 | 必須 | 任意 |
種子更新 | 必須 | 必須 | |
地域の耕種基準を遵守 | 必須 | 必須 | |
品質基準 (玄米) | タンパク質含有率 (水分15%換算) | 6.5%以下 | 7.0%以下 |
検査等級 (農産物検査) | 1等 | 2等以上 | |
篩目(ふるいめ)の大きさ (調整方法) | 1.85mm以上 | 1.8mm以上 | |
水分 | 14.0~15.0% | 14.0~15.0% | |
品質基準 (精米) | 色彩選別 | 必須 | 任意 |
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4. 名前・ロゴマークの由来
「くまさんの輝き」の名前は「熊本で生まれたツヤ(輝き)の美しいお米」という意味が込められています。
ロゴマークには「火の国くまもと」を象徴する赤い色が用いられています。ロゴマークに描かれた88個の星は米を作る際の手間が「八十八」かかることから連想されており、11個の星は熊本の11の地域を表現しています。
熊本県産米の最高傑作「くまさんの輝き」のインターネットでの購入方法
「くまさんの輝き」は各種インターネットモールで購入できます。ふるさと納税では、主に以下の20数市町村で返礼品に設定されています。
高森町、熊本市、山鹿市、人吉市、玉名市、和水町(ながおみまち)、大津町、錦町、御船町(みふねまち)、合志市(こうしし)、益城町(ましきまち)、八代市、湯前町(ゆのまえまち)、多良木町(たらきまち)、芦北町(あしきたまち)、球磨村(くまむら)、南阿蘇村、相良町(さがらちょう)、菊池市、天草市、美里町、嘉島町(かしままち)、あさぎり町など
項目 | 内容 |
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ネット販売価格 | 2,800~3,500円/5kg |
ふるさと納税額 | 8,000~10,000円/5kg |
ネットショップで購入
ふるさと納税の返礼品
熊本県産米の最高傑作「くまさんの輝き」をぜひお試しください
「くまさんの輝き」はお米だけでも非常に食べごたえのある、甘みねばりが濃厚なお米です。熊本県が19年の歳月をかけて開発した最高傑作をぜひ試してみてください!
熊本県の他品種については、以下のリンクからご確認ください。