「天使の詩」は、佐賀県で「ヒノヒカリ」に代わる良食味米として開発されたお米です。「ヒノヒカリ」に比べて柔らかく程よい甘味があることが特徴です。
晩生品種であるため、10月からが収穫期となります。産地は佐賀平野の極一部地域のみで、生産量が多くないため希少性の高いお米になります。
この記事では「天使の詩」のおすすめの購入先や特徴について解説します。
佐賀県産「天使の詩」のおすすめの購入方法・購入先
「天使の詩」は、主に以下の3つの方法で手に入れられます。
- 産地のお米屋さんからネットで購入する
- ふるさと納税の返礼品で受け取る
- インターネットモールで探す
項目 | 内容 |
---|---|
ネット販売価格 | 4,000円/5kg~ |
ふるさと納税額 | 9,000円/4.5kg~ |
価格は、標準的かやや高価です。
1. 産地のお米屋さんからネットで購入する
「天使の詩」は、佐賀県鹿島市で90年以上米屋を営む「米処稲穂屋」さんからインターネットで購入できます。「米処稲穂屋」さん、地元の農家さんとしっかりとつながり、毎年こだわりのお米を激選して販売しています。
また真空パックでの包装など、消費者ニーズに合わせた商品形態で販売されれていることも特徴です。
引用:「米処稲穂屋」/商品・価格は2024年7月時点
2. ふるさと納税の返礼品で受け取る
「天使の詩」は佐賀県内でもごく一部の地域で生産されているお米です。ふるさと納税としては「鹿島市」「神埼市」「みやき町」でふるさと納税の返礼品として提供されています。
みやき町では「ひのひかり」「さがびより」と合わせた3品種セットの返礼品もあります。佐賀県の色々な品種を試してみたいという方におすすめです。
引用:「佐賀県神埼市」「佐賀県みやき町」(いずれも楽天市場)/商品・価格は2024年7月時点
鹿島市、神埼市、みやき町(いずれも佐賀県)
自身のふるさと納税の返礼品を探す場合は、以下のリンクから参照ください。
4. インターネットモールで探す
「天使の詩」は商品数は少ないものの、大手インターネットモールで購入できます。自身で探す場合は、以下のリンクからどうぞ。
佐賀県産「天使の詩」をもっと詳しく知りたい!味の特徴や産地を紹介
「天使の詩」は2006年に品種登録されたお米です。こちらでは「天使の詩」の特徴を以下の3点から解説します。
- 味・見た目の特徴
- 開発の経緯
- 産地
品種の概要は以下の表をご確認ください!
項目 | 内容 |
---|---|
栽培期間 | 晩生 |
来歴 | 西海201号×関東165号 |
育種 | 佐賀県農業試験研究センター |
品種登録日 | 2006年7月 |
1. 味・見た目の特徴
「天使の詩」の特徴は、程よい粘りと甘みです。「ヒノヒカリ」に比べると、柔らかく粘りがあります。見た目は光沢があり美しいことが特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
食味 | あっさり・もっちり |
粒の形 | 中粒 |
2. 開発の経緯
「天使の詩」は、佐賀県の作付け面積の大半を占める「ヒノヒカリ」に代わる品種として開発されました。
当時佐賀県の中晩生品種は「ヒノヒカリ」と「ヒヨクモチ」の2品種のみでした。中でも「ヒノヒカリ」は「ヒヨクモチ」が全国的な生産過剰の影響から作付け面積が年々減る一方で作付け面積を伸ばしていました。しかし一品種に生産が集中することにより、刈り遅れによる品質の低下などの問題が発生し、新たな品種開発が農家から望まれていました。
そこで佐賀県農業試験研究センターでは、ヒノヒカリよりも刈り取りの遅い「晩生品種」で良食味の品種開発に乗り出しました。そこで開発されたのが「天使の詩」です。
「天使の詩」は、晩生多収・量食味の「再開201号」、早生良食味の「関東165号」との交配で育成され、2003年に佐賀県の奨励品種に登録されました。
2. 産地
「天使の詩」の産地は、佐賀県の極一部です。佐賀平野の一部「神埼地方」を生産地としています。
佐賀県産「天使の詩」をぜひお試しください
「天使の詩」は、ヒノヒカリ一辺倒であった佐賀県で、晩生品種として開発されたお米です。やわらかく、程よい甘味が特徴です。
佐賀県の極一部の地域でしか生産されていないお米であるため、流通量は決して多くありません。興味のある方はぜひ一度お試しください。
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ふるさと納税の返礼品